驚異の性能を持つ透水性舗装について
一般的には舗装する際に用いられる材料はアスファルトやコンクリート等が使われますが、これは耐久性やメンテナンスを簡便にする理由で空隙率が小さくて密度の高い材料ほど使用に適しているとされています。
そのため、路面には雨水等が貯まり、排水溝へ流れていく仕組みとなっています。
ここで、透水性舗装とは道路の路面上に降って、本来は貯まるはずの雨水を舗装内に設けてある隙間から舗装の下部の土へと戻す機能を有している新しい舗装の種類になります。
この、わざと空隙を作ることによって水を通しやすく流れる構造としたことで雨水を路面上には貯めることなく、地下に浸透させる仕組みを持たせることで水たまりが出来ないようにしたものが透水性舗装になっています。
この舗装は代理店毎に使用されている材料が異なりますが、アスファルトでの舗装の際には粗骨材の割合を多く使用して、粒の度合いにランダム性を持たせることで空隙率を高くする工夫をした開粒度アスファルト混合物を用います。